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九州新幹線開業による経済効果について
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平成17年3月24日 |
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九州新幹線開業による経済効果について
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株式会社 鹿児島地域経済研究所
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当研究所は、九州新幹線乗降客へのアンケートを実施し、部分開業後1年間の入り込み客増加による鹿児島県への経済効果について試算結果をまとめました。併せて、同期間に県外へ出かけた県内在住者が増加したことによる県外での消費支出増加額についても試算しました。
試算の結果、県内への入り込み客増加に伴う県内での消費増加額は96億円で、経済波及効果は165億7千万円となりました。一方、県外での消費増加額は48億4千万円となりました。
1.試算概要(詳細は別紙資料参照)
●試算対象期間
開業日の2004年3月13日から2005年3月12日までの1年間。
●試算方法
九州旅客鉄道株式会社公表の新幹線利用状況及び航空機・高速バスの旅客数に関する統計資料、当研究所アンケート結果等をもとに産業連関分析を行った。
●アンケート調査概要
調査日時 :2005年3月11日(金)・12日(土)・13日(日)・16日(水)の4日間、
それぞれ9:00〜10:00、14:00〜15:00、19:00〜20:00
調査場所:鹿児島中央駅新幹線改札内コンコース
調査対象:九州新幹線乗降客より無作為抽出、面接による直接聞き取り
回答数 : 1,371件
2.アンケート結果
●居住地別利用者の推移
・開業1年時点の県内客の利用割合は、開業3か月時点の42.0%から46.6%へ4.6ポイント上昇したものの、依然として他県から鹿児島県への入込客の方が多い。
・構成比が高まったのは、鹿児島県在住者の県内移動と九州外から県内への入込み。
(九州外は、東京都2.6%、大阪府2.1%、広島県と兵庫県がともに1.3%、
山口県1.2%など。)

●利用目的別利用者の推移
・新幹線の利用目的別構成比をみると、ビジネス目的が最大であることに変化はないものの、全体的に観光・レジャーが増え、帰省や買物が減少した。

・県外客については、観光・レジャー目的が29.3%から34.9%と5.6ポイント上昇した。

・県内客については、「その他(通勤・通学含む)」が大幅に増え、新幹線の利用目的が多様化したことが分かる。

3.試算結果
●鹿児島県内への入り込み客増加による経済効果
・増加入り込み客数 434千人(434,334人)
・入り込み客1人当り消費額22,100円(前回調査時(2004.7)データより)
(内訳) 土産品 8,500円
宿泊費 6,700円
飲食費 4,900円
二次交通費 1,800円
施設入場料等 200円
・ 県内消費増加額 22,100円 × 434千人 = 96億円
この消費増加に伴う生産誘発効果(産業連関表を使い算出)を加えた、
開業後1年間の経済波及効果は165億7千万円。
●県外へ出掛ける県内在住者が増加したことによる鹿児島県外への消費流出額
・増加客数 230千人(230,345人)
・1人当たり消費流出額 21,000円(前回調査時(2004.7)データより)
(内訳) 宿泊費 4,500円
飲食費 4,500円
買物代
12,000円
・県外消費流出総額 21,000円 × 230千人 = 48億4千万円
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以上
【本件に関するお問い合わせ】
(株)鹿児島地域経済研究所
経済調査部
(TEL 099-225-7491)
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